バイナリーオプション決済テクニック

バイナリーオプション決済テクニック

今回決済の理論について書いていきます。前回は具体的な損切りの例を開示しました。エントリーポイントの精度が高く、まだきちんとチャートが読めるので、思惑と違う場合のシナリオもシビアに見極められます。そのため損切りをする場合、大きくてもマイナス20pips程度に留めています。そして利食いの場合は100pips程度になっています。

 

よく国内バイナリーオプションを「丁半博打」だと批判する人がいますが、利食いが50銭で損切りが1円なら丁半博打にすらなっていませんね。損切りは小さく利食いを大きくすることが国内バイナリーオプションの鉄則です。それを前提に、それぞれのプロトレーダーの手法があると考えても良いでしょう。次からは「利食い」をテーマにして書いていこうと思います。

上がるか下がるかだけでは不十分

これまで何度もお伝えしてきた通り、国内バイナリーオプションというのは上がるか下がるかを予想するだけでは不十分です。上がるか下がるかを予測するのはエントリーポイントだけの話であり、国内バイナリーオプションは決済して初めて完了します。エントリーのことで頭が一杯になり、決済時の戦略やシナリオの策定が十分にできていない人が多いのが現状です。無策状態での国内バイナリーオプションは、コインの裏表を予測するような丁半博打と何ら変わりがありません。国内バイナリーオプションは1割の人しか勝てない、といわれても仕方ないのです。

 

 

 

それぞれのシナリオを策定

そもそも、未来は絶対に誰にも分かりません。これも何度も言い続けていますが、チャー・卜を見ただけで上がるか下がるかなんて誰も分からないのです。われわれトレーダーは、インジケーターのパターンや経験などに基づいてエントリーポジションを決めているに過ぎません。だからこそ、思惑通りにいった場合とそうでない場合のシナリオを策定しておく必要があるのです。思惑通りではない場合のシナリオは、「微益撤退」「建値ストップ」「損切り」の三つがあると以前お話ししました。

利食いポイントを事前に決める

そして大事なのは、国内バイナリーオプションをする前に利食いの目安を決めておくことです。では、普段の平均的な損失に対して利食い幅をどのくらいに設定すれば良いのか?これは前回お伝えした通り、利益と損失の割合を3対2以上に設定しておく必要があります。そのためには、順張りでも逆張りでも、エントリーしたポイントからどこまで伸びていくかをチャートで判断しなくてはなりません。

平均値幅を目安に利食い幅を定める

人それぞれ国内バイナリーオプションスタイルが異なり、ポジションの保有時間も異なりますので、ベストなやり方を提案するのは難しいのですが、利食い幅の目安となる基準があります。それは「平均値幅」です。

 

ポジションの保有時間が10分程度の場合、1円の利幅を獲得するのは不可能に近く、現実的ではありませんよね。利食い幅はポジションの保有時間によって変わってきますし、当然取引通貨ペアによっても違います。私の国内バイナリーオプションを例にすると、ポジション保有時間はだいたい1日〜2日のいわゆるデイトレートで、取引通貨ペアはほぼポンド円です。ポンド円の1日の平均値幅は2019年6月の時点で90pips前後となっており、これが利食い幅の目安になります。

 

少し前までは1日に120pipsくらいの値幅があったのですが、近ごろの為替相場は全体的に動きが芳しくない状態です。そういえば、私が国内バイナリーオプションを始めた2009年ごろのポンド円は一日の値幅が150〜170pipsなんて日常茶飯事で、レバレッジも200倍の時代でしたから殺人通貨とまでいわれていましたが、大人しくなったものです。

 

なお、ポジション保有時間が1時間程度のスキャルピングスタイルの方は、1時間の平均値幅が利益獲得の目安となります。そして保有期間がI週間程度のスイング国内バイナリーオプションスタイルの方は、1週間の平均値幅を目安にすると良いでしょう。月単位でポジションを保有するスタイルに関しては、スワップ金利との兼ね合いもあるので割愛します。

 

平均値幅を知る方法平均値幅を知る方法ですが、チャートソフトのMT4を使っているならば「ヒストリーセンター」から四本値を取り出しExcelで計算して割り出せます。これが最も一般的な方法で、お勧めです。ちなみに、MT4のインジケーターを使って平均値幅を確認しています。過去40日間の最大値幅や最小値幅も一覧できて非常に便利です。